大久保智のブログ

弦の交換方法。 (日, 21 2月 2021)
皆さんこんにちは! 先日友人から「僕は合わなかったけど…」と譲ってもらったパーペチュアルがかなり良かったので、新品に張替えをしました。 変えた時期が分かるように備忘録代わりに記録を残しておこうかと思います。 E線はひっくり返りまくるのでNo.1を。 f:id:okbstr923vn:20210221104142j:plain 先ずは弦を緩めて f:id:okbstr923vn:20210221104326j:plain ↑巻線がかなり解れています。 弦を外したあと指板をクリーニング(無水エタノールで拭き)します。 その後ナットと駒の溝を4Bの鉛筆で塗ります。 f:id:okbstr923vn:20210221104539j:plain f:id:okbstr923vn:20210221104608j:plain これを怠るとペグを回したときに「カッカッ」と音がして弦の寿命が縮まります。 ここから新品の弦を張ります。 f:id:okbstr923vn:20210221105154j:plain PIRASTROの弦はさらに内袋に入っています。初期のロットだとE線はさらに除湿用の紙がありましたが、今回はありませんでした。(写真はA線です) 僕はテールピース側を先に貼っていきます。 f:id:okbstr923vn:20210221105751j:plain その後ペグにも弦を通します。 f:id:okbstr923vn:20210221105938j:plain ゆっくりと弦を巻いていきます。 これらを4弦全て行って完了。 新品になり、見た目も美しくなりました。 f:id:okbstr923vn:20210221110228j:plain いかがでしたか? 備忘録代わりのため決して自身で行う事を推奨する訳ではないですが、参考になればと思います。 4Bの鉛筆は弦と駒、ナットとの潤滑剤にもなるのであったほうが良いです。お持ちでないなら楽譜の記入用とも兼用できるので、この際ご購入をオススメします。 貼ったあとも微妙な張り具合やバランスの調整等しているのですが、それはまた機会があれば記事にしようかと思います。。。(そもそも、こういった事もレッスン内でお教えしてますし) 弦を新しくすると倍音も良く鳴り、音程も合わせやすくなりますね。 古い弦と f:id:okbstr923vn:20210221112217j:plain 新しい弦では f:id:okbstr923vn:20210221112259j:plain こんなにもコシが違います。 弦のレビュー等はまた別の記事で。 それでは、また。
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年末のご挨拶 (Thu, 31 Dec 2020)
みなさんお久しぶりです。 あっという間に今年も終わろうとしております。 とんだ1年間でしんどく、何度も心折れかけましたが、周りの人に助けられ、あらためて感謝の気持ちを感じだった1年でもありました。 お世話になった皆さま、ありがとうございました。 また来年もよろしくお願いいたします。
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